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カード発行・QC

Barnes P3

発行データ準備(Data Preparation)のターンキーソリューション。暗号鍵を100%自社管理しながら、EMV発行データの生成からパーソナライゼーションまでを内製化できます。関連会社Barnes Smart Solutionsが開発・保守を担い、世界のリセラー・銀行・発行者・製造者・ビューローに採用されています。

ベンダー Barnes 規格 EMV · データ準備 発行・QC機器

解決する検証課題

Barnes P3 は、EMV 発行データの生成からパーソナライゼーション入力までを一貫して準備します。暗号鍵を自社管理下に置いたまま、発行データ準備(DP)工程を内製化できます。

対応範囲

発行データ準備(Data Preparation)から即時発行までを、鍵を自社管理下に置いたままカバーします。

観点カバー範囲
対象工程EMV発行データ生成 / パーソナライゼーション入力ファイル出力
鍵管理暗号鍵を100%自社管理(HSMとTLS通信・TR-31 Key Block)
入力既存の磁気ストライプ(エンボス)ファイル
出力MULTOS / GlobalPlatform / 独自シングル・マルチアプリ向けパーソナライズデータ
発行形態バッチ発行 / 即時発行(Instant Issuance)/ オンデマンド再発行
構成①社内エンドツーエンド発行 ②社内データ準備+外部ビューロー製造
インターフェース接触(ISO 7816)/磁気ストライプ

対応端末・環境

発行データ準備(DP)工程での使用を想定。鍵管理方式・出力形式は見積時に確認します。

主な特長

鍵の自社管理暗号鍵を100%社内でコントロール。HSM(ハードウェアセキュリティモジュール)とはTLSでセキュア通信
鍵ブロック対応PCI PIN Security Requirements 18-3に基づき、暗号化対称鍵をKey Block構造(TR-31:AES暗号化+CMAC)で管理。鍵本体とメタデータの機密性・完全性を保証
入出力既存の磁気ストライプ(エンボス)ファイルから鍵・EMVパラメータを生成。入力・出力(EMVエンリッチ)ファイル形式は容易に設定可能。MULTOS・GlobalPlatform・独自シングル/マルチアプリカードのパーソナライズに対応する柔軟な出力
発行形態即時発行(Instant Issuance)・オンデマンド再発行に対応。RSA鍵生成+キャッシングにより、SDA→DDAカード移行後も同じSLAを維持
2つの構成①エンドツーエンド構成(社内発行:バッチ+即時発行)/②社内データ準備+外部ビューローでのカード製造(外部パーソナライズ)。どちらも発行者がマスター鍵を手放さない

対応アプリケーション

国際ブランドAmex(AEIPS・ExpressPay)/Discover(D-PAS・ZIP)/JCB(J/Smart・J/Speedy)/Mastercard(M/Chip Lite・2 Select・4・Flex・Advance・PayPass)/Visa(VSDC〈SDA/DDA〉・qVSDC・MSD・VMPA・payWave)/UnionPay(PBOC)
地域・共通SAMA MADA(サウジアラビア)/CPA
EMV認証アプリMastercard CAP(Chip Authentication Program)/Visa DPA(Dynamic Passcode Authentication)

動作環境

対応OSWindows Server 2022・2019・2016 Standard/2012 R2 x64 Standard/Windows 11 Pro/Windows 10 Pro x64(21H2)
最小ハードウェアCPU 1GHz/RAM 256MB/HDD 20GB/10-1000MB Ethernet/解像度1024×768

即時発行(Instant Issuance)構成

支店・店頭でその場でEMVカードを発行する構成です。P3が安全なデータ準備を担い、カードプリンタがパーソナライゼーションを行います。

要素役割
P3暗号鍵とEMVデータを安全に管理・生成
カードプリンタ氏名・番号・セキュアなチップデータをカードへ書き込み
MULTOS カードEMVカードプラットフォーム(CC EAL6+ High/VM EAL7)。ALU方式により安全でない環境でもロード可能
導入効果内容
即時提供数分でカードを発行し、待ち時間を削減
物流の簡素化郵送コストと配送手配を削減
稼働率の向上受け取り直後から利用可能なため、アクティベーション率が向上

Barnes Smart Solutions は2018年より MULTOS Consortium のメンバーです。MULTOS は25年にわたりセキュアスマートカード分野で使用され、累計25億枚超が出荷されています。既存のカード管理システム(CMS)やパーソナライゼーション機器とも連携できます。

Barnes 製品ファミリー全体の役割と選び方は、Barnes International 製品ガイドにまとめています。

導入用途

  • 新規開発時の カード発行・QC 検証立ち上げ
  • 構成変更・アップデート後の回帰
  • 認証取得に向けた前段の網羅確認

認証との関係

発行データ準備の製品であり、試験・認証の取得を目的とするものではありません。カード側のプラットフォームには MULTOS(Common Criteria EAL6+ High、仮想マシンは EAL7)を使用できます。ブランド認定が必要な場合は、横断の認証サービスをご案内します。