ISO/IEC 10373-62026-01規格アップデート

ISO/IEC 10373-6:2025(Edition 5)テストプラン ― 何が変わったか

ISO/IEC 10373-6 は、ISO/IEC 14443 で定義される近接カード・近接オブジェクト、近接結合デバイス(PCD)、近接拡張デバイスに固有の試験方法を定めた規格です。2020年版から2025年版(Edition 5)へ、重要な変更が加えられました。

変更点の要点

  • Amendment 2(ハーモナイゼーション拡張)を取り込み
  • Amendment 1(動的電力レベル管理)の撤回を確定
  • 明示的な RFU 受信試験方法を追加
  • PICC 送信試験方法を修正
  • インピーダンス整合回路を簡素化
  • 適合性試験プランの各種修正

この改訂の目的

第5版の目的は前版を技術的に見直すことにあります。具体的には、Amendment 2(ハーモナイゼーションのための拡張)を取り込み、Amendment 1(動的電力レベル管理/Dynamic power level management)の撤回を確定しました。

主な変更点

主な変更は次のとおりです:明示的な RFU 受信試験方法(explicit RFU reception test methods)の追加、PICC 送信試験方法(PICC transmission test methods)の修正、インピーダンス整合回路(impedance matching networks)の簡素化、そして適合性試験プランの各種修正。

このホワイトペーパーの対象範囲

本ホワイトペーパーは、これらの変更を①試験機材(test equipment)、②PICC のテストケース(Analog / Digital)、③PCD のテストケース(Analog / Digital)の観点から要約します。

表記について

変更箇所は「ANNEX.SECTION – TITLE」の形式で示されます。例:「G.5.3 – Handling of PICC error detection」は、ISO/IEC 10373-6:2025 の Annex G、セクション G.5.3 を指します。

本記事は ISO/IEC 10373-6:2025(Edition 5)の変更概要の要約です。規格の版はライセンス・試験対象により適用が異なります。KEOLABS の基準治具・ISO 10373-6 対応スイートは、この版に沿って構成を確認します。詳細な条項は規格原文をご参照ください。
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