L1 · 物理層・プロトコル
Keolabs Test Robot
XYZ位置決めロボットでDUT位置を再現し、RF試験の再現性・自動化を確保します。
試験の全体像
試験ベンチは「ソフトウェア → テスター → 治具 → 被試験機器」の4要素で構成されます。本製品がどこに位置するかを示します。
STEP 1 — テストプログラム規格テストスイート(+同梱UI:SCRIPTIS™)価格が付くのは規格ごとのテストプログラム。実行UIのSCRIPTISは同梱。実行中はDUT設置・治具変更のポップアップ指示あり
STEP 2 — テスター本体ProxiLAB Quest 等信号の生成・測定を行うハードウェア。カード/リーダーをエミュレート
STEP 3 — 治具・自動化基準アンテナ・プローブ・ロボット規格が定める基準治具の接続が必須。未接続ではスイートを実行できません。ロボットで位置掃引を自動化
STEP 4 — 被試験機器DUT:カード・端末・モバイル機器開発中の製品。規格適合・相互運用性を検証する対象
解決する検証課題
Keolabs Test Robotは、13.56MHzのRF物理層。EMVCo L1 は Analog(物理・電気/無線)と Digital(プロトコル符号化)の両方を含みます。信号チェーンの入口。このフェーズで発生しがちな抜け・属人化・再現性の問題を、体系的な試験で解消します。
ロボットラインナップ(実SKU)
DUT(被試験機器)と基準治具の相対位置を動作空間全体で自動掃引し、EMVCo 等が要求する位置網羅試験を再現性高く実行します。
| SC-ROB6x-VS060 | 6軸ロボット。動作空間の自動掃引に対応し、EMVCo の加速度制約(8m/s² 超)を満たします。試験仕様に応じてプローブを取り付ける専用サポートが付属 |
| SC-ROB5x-VP-5243 | 5軸ロボット。動作空間の自動掃引に対応。試験仕様に応じたプローブ用サポート付属 |
| 保護ケージ(オプション) | 安全環境用のケージをオプション提供。ケージなしで導入する場合、ロボットアームは木製テーブル等に固定し、機械指令 2006/42/EC に準拠した安全環境へ組み込む必要があります |
テストケース網羅範囲
ロボット自体は試験スイートと組み合わせて使用します。EMVCo L1(PCD/PICC Analogue)の位置掃引試験のほか、ISO/IEC 10373-6・18745-2 のアナログ試験にも適用可能。SCRIPTIS™ からの制御で、手動では困難な全位置・全レートの網羅を自動化します。
対応端末・環境
RF試験ベンチに組み込んで使用します。対応DUTサイズ・治具条件は見積時に確認します。
試験構成・ライセンス例
公開情報に基づく構成・ライセンス名称の例です。現行の販売SKU、必要なハードウェアオプション、規格版は見積時に確認します。
| 区分 | 例 |
|---|---|
| SC-ROB6x-VS060 / SC-ROB5x-VP-5243 | DUT位置再現ロボット |
| 保護ケージ(オプション) | 保護ケージ |
| SCRIPTIS連携 | 自動試験シーケンス |
SCRIPTIS™ と連携し、初期化→DUT状態制御→測定→判定→後処理を連続実行。回帰試験に有効。
実機写真


導入用途
- 新規開発時の L1 検証立ち上げ
- 構成変更・アップデート後の回帰
- 認証取得に向けた前段の網羅確認
認証との関係
適合試験用。認証取得が必要な場合は横断の認証サービスをご案内します。
