PaytestRobot T1 / T4
POS端末の物理操作を自動化するロボットです。カード挿入・抜去、非接触タップ、磁気スワイプ、PIN入力、キー操作に加え、端末画面の撮影とOCR判定、レシート確認まで行えます。
解決する検証課題
PaytestRobot T1 / T4 は、カードのタップ・挿入といった物理操作を無人化します。長時間の回帰試験を人手を介さず実行でき、操作ばらつきによる再現性の問題を解消します。
自動化できる範囲
人手で行っていた端末操作と目視確認を置き換えます。
| 観点 | カバー範囲 |
|---|---|
| 自動化できる操作 | カード挿入・抜去 / 非接触タップ / 磁気スワイプ / PIN入力 / キー操作 |
| 判定 | 端末画面撮影 / OCR判定 / レシート確認 |
| 規模 | 複数端末の並列試験 |
| 外部制御 | REST API |
| 連携 | PaytestHub(管理)/PaytestProbe(カード動作生成)/PaytestECR(ECR操作) |
| インターフェース | 接触 / 非接触 / 磁気 |
対応端末・環境
主要POS・端末ベンダーの型番/ファーム条件に対応。CI・回帰への組込み例を提供します。
PaytestLab 製品群の構成
POS端末試験を自動実行するプラットフォームです。B2 の固定カードセットとは性格が異なります。
| 製品 | 役割 |
|---|---|
| PaytestHub | テストケースの作成・管理・実行・結果分析、機器のオーケストレーション |
| PaytestCore | 計算・ネットワーク・電源・接続を束ねる試験基盤 |
| PaytestPlayer | 認定 L3 ツールと連携する EMV L3 テスト実行エンジン |
| PaytestRobot | POS端末の物理操作、画面確認、カード提示 |
| PaytestProbe | 接触・非接触・磁気カード動作の生成 |
| PaytestMux | 複数カード/プローブの切替 |
| PaytestECR | ECR/POSアプリケーションの自動操作 |
| PaytestMagstripe(Probe系) | 磁気 Track 1〜3 のエミュレーション |
| PaytestAntenna(Probe系) | 接触/非接触カードインターフェース |
認証ツールとの関係
PaytestLab は、ICC Solutions や UL 等の認証テストツールを置き換えるものではなく、既存テストツールを自動実行・統合する上位レイヤーです。
| 層 | 要素 |
|---|---|
| 1 | ブランド認証テストスイート(ICC Solutions/UL 等) |
| 2 | PaytestHub/PaytestPlayer/PaytestCore |
| 3 | PaytestRobot + PaytestProbe + PaytestECR |
| 4 | POS端末・ECR・アクワイアラホスト |
主要4社・製品群の役割の違い
Barnes、ICC Solutions、B2、PaytestLab は競合ではなく、検証する対象が異なります。
| 製品 | 主な検証対象 | 強み |
|---|---|---|
| Barnes CPT/CAT | 発行カード内のEMVデータ、証明書、暗号、パーソナライゼーション | 発行前カード検証(PVT) |
| ICC Solutions TMat | POS/ATM の L2/L3 テストケース | ブランド認証、カードシミュレーション |
| ICCSimDev | 独自カードスクリプト | 異常カード、独自APDU、ネガティブ試験 |
| ICC Merchant Cards | 店舗の簡易確認 | 教育、Confidence Test |
| B2 UAT Cards | 地域・プロセッサー固有の端末/ホスト統合 | US Debit、Interac、DCC、8桁BIN |
| B2 Touchless | 実スマートフォン・ウォレット受入 | Apple Pay 等の現場試験 |
| B2 Magstripe Simulator | 磁気カード処理 | Fleet、Gift、Loyalty、DCC |
| PaytestLab | POS/ECR 試験の自動化 | ロボット、プローブ、統合管理 |
B2 は、認証ツールと実市場のUATの間を埋める製品群です。Barnes(カード発行)・ICC Solutions(端末)との役割の違いは運用レイヤーにまとめています。
選定ガイド — PaytestLab 製品群のどれが合うか
PaytestLab は製品群の総称です。中心は PaytestHub(テストケースの作成・管理・実行・結果分析と機器の統括)で、PaytestCore が計算・ネットワーク・電源・接続を束ねる試験基盤、PaytestPlayer が EMV L3 のテスト実行エンジン、PaytestRobot が物理操作、PaytestProbe がカード動作の生成、PaytestECR が ECR 操作、PaytestMux がカード切替を担います。単体でも段階導入でも使えます。
| 製品 | こういう検討なら |
|---|---|
| PaytestHub | 複数拠点・複数チームのテスト資産と結果を集中管理したい |
| PaytestLab | 取引の網羅テスト・回帰テストを自動化したい(Hub+Player) |
| ★ PaytestRobot T1/T4(本ページ) | タップ・挿入など物理操作まで無人化したい(Hub と連携) |
導入用途
- 新規開発時の L3 検証立ち上げ
- 構成変更・アップデート後の回帰
- 認証取得に向けた前段の網羅確認
認証との関係
この製品で行うのは端末統合の試験です。ブランド認定の可否は各ブランドおよびアクワイアラが判断します。当社は試験環境の構築と、認証提出に必要なデータ準備を支援します。


