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L1 · 物理層・プロトコル

NomadLAB

ラボにも現場にも適した携帯型の試験・解析ツール。バッテリー/USB駆動で、NFC・ISO14443 A/B・FeliCa・ISO7816・SWP(HCI/SHDLC) のスパイと、ISO7816/14443カード信号のエミュレーションを提供します。

ベンダー Keolabs 規格 ISO 14443 A/B · FeliCa · ISO 7816 · SWP(HCI/SHDLC) テスター本体

試験の全体像

試験ベンチは「ソフトウェア → テスター → 治具 → 被試験機器」の4要素で構成されます。本製品がどこに位置するかを示します。

STEP 1 — テストプログラム規格テストスイート(+同梱UI:SCRIPTIS™)価格が付くのは規格ごとのテストプログラム。実行UIのSCRIPTISは同梱。実行中はDUT設置・治具変更のポップアップ指示あり
STEP 2 — テスター本体ProxiLAB Quest 等信号の生成・測定を行うハードウェア。カード/リーダーをエミュレート
STEP 3 — 治具・自動化基準アンテナ・プローブ・ロボット規格が定める基準治具の接続が必須。未接続ではスイートを実行できません。ロボットで位置掃引を自動化
STEP 4 — 被試験機器DUT:カード・端末・モバイル機器開発中の製品。規格適合・相互運用性を検証する対象

何ができるか

ラボにも現場にも適した携帯型の試験・解析ツール。バッテリー/USB駆動で、NFC・ISO14443 A/B・FeliCa・ISO7816・SWP(HCI/SHDLC) のスパイと、ISO7816/14443カード信号のエミュレーションを提供します。

表示・解析機能

この製品が「何を、どう表示するか」。キャプチャした通信を、目的別のビューで可視化します。

フィールド・スパイField Spy

現場でのNFC/接触通信のキャプチャ・解析。バイトレベルまで(RGPA併用時)。

  • NFC・ISO14443 A/B・FeliCa の非接触スパイ
  • ISO7816・SWP(HCI/SHDLC) の接触スパイ
カードエミュレーションCard Emulation

カードリーダのアクティブ試験向けに、ISO7816/14443のカード信号をエミュレート。

  • リーダ機器の動作確認・相互接続試験
  • 可搬性を重視した出張検証

バッテリー/USB駆動で可搬。RGPA併用でバイトレベル解析。ProxiSPY Quest(据置・高帯域)と役割分担。

4つの使い方

同一のハードウェアに、目的に応じたオプションを追加して使い分けます。

用途内容必要オプション
非接触スパイISO 14443 (A/B)・NFC (IP1/IP2)・FeliCa の通信をキャプチャ・解析SPY-AB / SPY-NFC
接触スパイSWP・ISO 7816 の通信をリアルタイムにキャプチャ・解析SPY-CT
非接触カードエミュレーションISO 14443 (A/B) カードを模擬し、リーダ側をアプリ層で検証PICC-AB
接触カードエミュレーションISO 7816 カードを模擬し、接触リーダをアプリ層で検証UICC-7816

エミュレーション時、レイヤ3コマンド(ATQA・ATR等)は本体が自動処理します。レイヤ4コマンドはAPI経由で取得し、応答をソフトウェア側から返せます。

選定ガイド — どちらが合うか

こんな検討なら NomadLABNomadLABが最適開発現場・フィールドに持ち出して検証/接触+非接触をEnd-to-Endで解析/実カードなしでエミュレートしリーダーを開発/本体画面のみでスタンドアローン運用
こんな検討なら ProxiSPY QuestProxiSPY Quest →アナログ波形・ノイズまで精密に解析したい/出荷検査・相互運用性の品質保証/ラボ据置で腰を据えて解析/FeliCa・ISO15693を含む幅広い非接触解析

両機の併用も有効です:ラボの精密解析(ProxiSPY)と現場対応(NomadLAB)を、付属の解析ソフトRGPA(本体シリアルに紐づく)でキャプチャデータを共有しながら連携できます。

技術特性

解析(付属ソフトRGPA)ISO 14443(A・B)・NFC(IP1・IP2)・FeliCa/SWP・ISO7816プロトコル/プロトコル・バイトレベルでの通信表示
エミュレーションISO 14443・ISO 7816 通信のエミュレート&解析。エミュレーション時はレイヤ3コマンド(ATQA・ATR等)を自動処理し、レイヤ4コマンドはソフトウェアAPI経由で取得・応答可能
運用タッチパネル・バッテリ駆動(USB充電)でスタンドアロン動作/PC周辺機器(USB 2.0)としても動作/Python・JScript・Java・C++等(Microsoft COM対応言語)で制御
アクセサリMicro Nano Sim Flex KIT(3FF Microプローブ×4種+4FF Nanoプローブ×4種+Nano SIM R1ロング)/C-RF Probe 4(携帯電話等の非標準フォームファクタ向け)

実機写真

NomadLAB(実機)
NomadLAB(実機)タッチIF・バッテリ駆動のポータブル通信スパイ/信号エミュレータ。ラボでもフィールドでも

対応プロトコル一覧

機能\プロトコルISO14443 (A/B)FeliCaISO18092ISO15693NFC Forum*ISO7816SWP/HCI
モニタリング(デジタル/アプリ層)×
カードエミュレーション(デジタル層)×××××
アナログ波形解析/リーダエミュレーション×(非対応。アナログレベルの波形解析はProxiSPY Questを推奨)

* NDEF・SNEP・LLCP・DEP等。ISO15693の解析が必要な場合はProxiSPY Questをご検討ください。

オプション構成(型番体系)

ハードウェア基盤に、必要な解析・エミュレーション機能だけを追加購入できます。購入後の段階的な機能拡張も容易です。型番はいずれも「SC-NomadLAB-」を接頭に付します。いずれか1つ以上の機能オプションが必須です。

SC-NomadLAB-HWハードウェア基盤(本体)
SPY-ABISO14443(Type A/B)の信号キャプチャ・プロトコル解析
SPY-NFCNFC(IP1・IP2)の信号キャプチャ・プロトコル解析。FeliCa 近接プロトコル解析を含む
SPY-CT接触カード/リーダ間の信号解析(SWP・ISO 7816 の両プロトコルを含む)
PICC-ABISO14443(Type A/B)非接触カードエミュレーション(SC-NomadLAB-Emu-RF Probe 同梱)
UICC-7816ISO7816 接触カードエミュレーション

ProxiSPY Questとの使い分け

項目ProxiSPY QuestNomadLAB
位置づけラボ据置の精密解析機現場対応のポータブル解析&エミュレート機
モニタリングレベルアナログ/デジタル/アプリ(Bit単位)デジタル/アプリ(Byte単位)
ISO15693○(全モード)×
接触(ISO7816・SWP/HCI)×(接触の精密解析はContactLAB○(接触+非接触をEnd-to-Endで同時解析)
カードエミュレーション×(モニタリング専用)○(ISO14443 A/B・ISO7816)
アナログ波形の取得・解析○(Analog Viewerでオシロ的に表示、ノイズ・読取不良の原因解析)×(RFレベル表示まで)
電源・運用AC 100-240V・PC必須USB給電(内蔵電池 最大4時間)・本体タッチ画面でスタンドアローン

精密なアナログ/ビット解析・出荷品質検査ならProxiSPY Quest、接触対応・エミュレーション・携帯性ならNomadLAB。両機を併用すれば、付属の解析ソフトRGPAでキャプチャデータを共有しながら、ラボの精密解析と現場対応をシームレスに連携できます。

導入用途

  • 新規開発時の L1 検証立ち上げ
  • 構成変更・アップデート後の回帰
  • 認証取得に向けた前段の網羅確認

認証との関係

適合試験用。認証取得が必要な場合は横断の認証サービスをご案内します。